news

2022.05.11 WED

福島県沖地震の災害対応

当協会は東日本大震災を機に「被災住宅の応急修理等に関する協定」を宮城県、仙台市と締結しています。

今年3月16日に発生した福島県沖地震により罹災証明を受けた被災者から、県と仙台市に応急修理に関する相談があった場合、被災住宅から最寄りの会員企業をあっせんしています。
これまでに仙台市から多くの連絡を受け、それぞれ会員企業が修繕に当たりました。

このほかにも、地震発生後に各行政等から要請を受け、会員各社が法面の崩落箇所の土留めや道路陥没箇所の復旧、倒れたブロック塀の撤去といった作業に尽力しました。

以下、災害対応の一部抜粋(▼要請元:内容)

▼県警察航空隊:格納庫オーバースライダー開放業務

▼遠田警察署:崩落した法面箇所の砕石による土留

▼山元町、相馬市、新地町:被害状況の調査と漏水修理ならびに配水管破損の緊急修理など

▼涌谷町:町内の学校・公共施設等の被害状況調査と復旧見積

▼村田町:ブロック塀崩壊・飛散瓦処理及び農道応急処理

▼大河原土木事務所:丸森橋及び側道橋被災現況調査

▼仙台空港鉄道㈱:空港アクセス線の高架橋損傷調査及び応急工事実施

▼東松島市:集会所内外部補修

▼石巻港湾事務所:落石撤去・ブロック塀崩壊応急対応

▼仙南地域:個人より応急修理依頼多数

自然災害が頻発化している状況を踏まえ、今後も訓練等を実施して有事に円滑な行動ができるように備えてまいります。